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奈良保健所で、新型コロナ対策について現状を伺いました。2020.08.11 Tuesday
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奈良市議団、小林県議、谷川奈良地区委員長(衆議院奈良一区予定候補)とともに、奈良保健所で、お話を伺いました。
第2派ともいわれる7月からの新型コロナウイルス感染症の増加に、保健所では、24時間対応で、フル稼働されています。人手が欲しくても、なかなか応じてくれる人がいなく、増員もできない現状だといわれています。
現在奈良市では、感染者の聞き取り調査で、ほぼ感染経路が確認でき、市中感染が広がっているようなことはない。しかし、すべての感染者に最低でも、一時間以上の聞き取りをおこなって、接触者の確認、消毒や検査などの手配をしなくてはなりません。
また、濃厚接触者は、2週間の自宅待機で、その間、毎日、保健所から症状の確認を行うなど、超多忙です。
市として、発熱外来の建設(プレハブ)をして、直接、発熱者が受診して検査も受けられる体制を準備しています。
PCR検査を拡充するには、政府が、全国一律に制度を作り、大規模な発熱外来センターなどを各県に設置して、いつでもだれでも受けられるように、人もお金も、仕組みも作ってほしい。市町村や現場に、丸投げされても、現状では余裕がなく対応できないと訴えられました。
また、保健所の体制は、どんどん減らされてきたが、効率優先でなく、余裕のある体制にしてほしい。
入院ベットを確保するためには、医療機関へ十分財政支援が必要です。と、訴えられました。