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総務警察委員会で、浮き上がった芸術文化村の建物について報告がありました。2019.12.11 Wednesday
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今日は、総務警察委員会でした。
問題となっている芸術文化村の建設工事。
文化財展示を行うための建物が、地面から約12センチ浮き上がっていることがわかり、原因を調査していることについて、県の説明では、地下水の影響ではないかと推測され、現在水を抜く対策を実施中とのことでした。
県によると、この建物は、地下に文化財を保管するため、地下水の影響を受けないように、洒水壁を創って、その中に建物を建てているとのこと。
私は、建設前の調査で、地下水の多い土地であることが確認されていたのか?洒水壁を創らないといけないほど、地下水が多いことがわかっていたのになぜ、この位置に建設したのか?
文化財の保護のためには、場所を変える必要があったのではないか?疑問があることを質問しました。
この事業は建設費だけでも、100億円かかるものです。地下水がなぜ、たまっているのか、今後の調査が、待たれますが、追加の対策費がどれほど必要になるのか、地下水の問題は、完全に解決できるのか?
責任の所在がどこにあるのか、徹底した解明が必要です。
また、今日の委員会では、県が実施した政治意識調査についても、質問。多くの委員から、疑問が出され、調査の撤回を求める声が続出しました。県は、あくまで、実施するとの回答です。
県民からも、多くの疑問や不審の声が出され、マスコミでも問題にされ、憲法違反の疑いがあることを、県議会でも多くの会派から指摘されても、立ち止まって考え直さない姿勢は、どういうことでしょうか。
地域振興部長は「説明不足であったことを反省している」とのべましたが、説明したら、良いということではないと思います。
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