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平城京で発見。奈良時代の下級役人の住居跡2018.11.12 Monday
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平城宮跡から、約一時間、遠く離れた平城京のはずれに、当時の下級役人の住居跡とみられる遺構が発掘されました。
奈良時代中頃から、平安時代前半にかけての建物跡。一区画が、約250坪から280坪の広い敷地で、南向き。ここから、約一時間かけて徒歩で、平城宮まで通勤していたのではないかと、想定されるそうです。
当時の、役人の暮らしがしのばれる貴重な発見です。ここは、平城京の南端、9条大路。これをみても、平城京全体が、奈良時代を知る大切な遺構、埋蔵文化財がある地域で、大切にされなければならない地域です。
奈良県と国土交通省は、この平城京に地下にトンネルを掘って、高速道路建設する計画ですが、トンネル入り口は、大安寺地域であり、工事によって、埋蔵文化財の破壊が心配されています。
今の自動車の通行量からみて、渋滞対策を目的として、新たな高速道路建設の必要性はとぼしい。多額の税金投入してまで、作らないでほしい。
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