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名勝奈良公園に高級ホテルはいらない「日本自然保護協会」から、文化庁・奈良県に意見書が。2017.12.22 Friday
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先日、日本自然保護協会から、文化庁長官、奈良県知事にたいして「奈良公園内の宿泊施設整備計画に関する意見」が、提出されました。
自然環境の保全と歴史・文化財の保護の観点から大きな問題があるとして、意見を出されています。ホテルの計画地である場所は、特別天然記念物春日原始林の、生物多様性保全の視点からも、緩衝地帯として位置づけられ、名勝奈良公園に指定して保護されてきたこと。
市街地の近郊に,広大な原始林があることは、きわめてまれなことであり、この自然環境を守る上で緩衝地帯は重要な意味を持っているとのべています。
ほんとうに、そうですね。自然も景観も、一端壊してしまったら、取り返しがつきません。県と文化庁は、重要な意見に、耳を傾けるべきです。
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