奈良県が、奈良モデルといって、ごみ処理の広域化計画をすすめています。
とりわけ天理市では、西名阪自動車道をはさむ沿線の10市町村と一緒に、大きなごみ処理施設の建設を計画しています。
今日は、天理市の市民の方が、共産党の荻原天理市会議員とともに来られ、ごみ処理施設計画地周辺の住民が、こぞって反対の声をあげている。市議会では、いまのところ誰も、反対していないが、住民の声を聞いてくれるのは、共産党だけ、力になってほしいとのことでした。
私は、9月の県議会一般質問で、この問題を取り上げ、ごみ処理広域化で大型施設をつくることは、ごみ減量に逆行している、環境を守れないことや、住民に計画を知らせず、行政と企業がお金の問題だけで進めていくのは、間違っていることを指摘しました。
地元住民のみなさんは、10月になって、ようやく説明会が開かれて、初めて知った。市長は、経費が安くなるとお金のことしか言わない。農業への影響や、水質、健康の問題など、不安がいっぱいあること。何故、大型の施設なのか。納得できないと訴えられました。
この方が、「自分は、もともと、自民党で保守の立場だが、このような進め方はおかしい。市長は、政治がわかっていない。政治は人民のためにするものだという根本がない」といわれましたが、そのとおりとつよく共感しました。
天理市議会でも、荻原市議が、議会で問題を指摘しています。今後、市民の皆さんの声をとりあげていきます。